今年もコンドルズの藤田善宏さんに遊びに来ていただいています。
(年長児たちと、まねっこしてみる)
(2歳~4歳児たちと、なにかして遊ぶ)
9月は今週と月末に連続して見える予定です。
いやぁーまた楽しくなりそう!
カテゴリー: アートなひろば
【今月のワークショップ】岡本太郎美術館へ行こう・遊ぼう!
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「岡本太郎美術館に行こう!遊ぼう!
&なかじとワークショップ」
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園で、子どもたちと遊んでいる現代の若手作家、
中島佑太が川崎市岡本太郎美術館で作品を
展示中です。
この機会に、みなさんと美術美術館で遊んだり、
なかじと一緒に作品を見たり、作品になるかもしれない
ワークショップをやってみたりしながら、
アートやアーティストと親しくなってみませんか?
岡本太郎美術館はとてもおもしろいので、
美術館慣れした方も、そうでない方にもオススメです!
お申込みをお待ちしています。
■出発日:9月19日(土)7:30出発 18:00ごろ帰園
※連休初日で道路事情によって時間変更があります。
■募集:大型バス1台分 対象:小学生以上
■料金:1名3,500円 2名6,500円 3名10,000円 4名13,000円
※(交通費と保険代込)
■持ち物:昼食、水筒、雨具、汚れてもいい服装
■申込先:清心幼稚園 Tel.027-231-2415
ワークショップ(@岡本太郎美術館)へ
本日、なかじ(中島佑太)のワークショップが、
川崎市岡本太郎美術館でありました。
9月1日からの展示を控えたこのプレベントに、
私たちも影のお手伝いとして参加してきました。
参加者は、子どもから大人までナント60名!
夏休みに入ったからでしょうか?
(やっぱり作家の人気でしょう!)
作ったものを参加者で鑑賞しました。
これらの一部は作品として展示される予定です。
【ご案内】中島佑太ワークショップ(「遊びひらく岡本太郎展」)
企画展「遊び ひらく 岡本太郎展」に、現代作家の
中島佑太(なかじ)が出展します。
展示期間:9月1日(火)~10月4日(日)
来館者が作品を作ることができる、参加型の展示です。
会場内で、会期中毎日作品作りに参加できます。
(以下、企画展「遊び ひらく 岡本太郎展」HPより)
■プレワークショップ「おはなしの国の花畑」
身近な素材を使って、おはなしの国に咲く花をつくります。
できあがった花は、作品の一部として会場に展示されます。
日時:8月2日(日) 13:00~15:00
対象・定員:5歳以上だれでも・30名
参加方法:要申込。詳しくは「お申込み方法」をご覧ください。
応募しめきり:7月26日(日)
■作品に参加しよう!
見に来た人がつくったり、体験したりして楽しむこともできます。
★の日程で、中島さんも展示会場にやってきます!
日時:9月1日(火)から10月4日(日)まで毎日開催 9:30~17:00
★作家滞在日程:9月5日(土)、6日(日)、19日(土)、20日(日)ほか、
詳しくはHP等で告知します。
参加方法:申し込み不要!いつでも、どなたでも参加できます。
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こんなふうに太郎さんの作品に座ることもできます。
先日のレセプションでの中島佑太(なかじ)。
「まだ、ぼくの作品ないけど、ハハハ」と言ってるところ。
ぜひ、行ってみて、参加してみてjください!
美術館は川崎市です(群馬からもそんなに遠くない!?)
アートな指づかい@アトリエ
どんな感覚が あじわえるのだろう・・・
【ワークショップクラブ通信】あっちがわとこっちがわをつくる。(2015/6/13実施)
毎月1回不定期で開催している『今月のワークショップクラブ』は、
略すと『こんわく』になります。
漢字にすると「困惑」、どうしたらいいかわからなくて
とまどう様子のことです。
ワークショップとは、
そんなどうしたらいいかわからなくて、とまどうようなことが
目の前で起こった時に、一歩目を踏み出してみたり、
立ち位置を少し変えて状況を見つめ直す視点を得たりすることが
できる場だと考えています。
さて、今月の『こんわく』は、
いつもとは少し違って、中島が講師を務める「〜〜」の講座の
一環として一般公開され、多数の見学者が来園する中、
《あっちがわとこっちがわをつくる》というワークショップを行いました。
あっちがわとこっちがわをつくるは、ケンカや対立を生み出す
ワークショップではなく、壁を通じて”向こう側”を自分たちでつくり出し、
向こう側にいる他者と対話するワークショップです。
(このワークショップは、2年前に清心幼稚園の
年中さんたちと遊びながら考えたワークショップで、
2013年に千葉県で初めて実施されたものです。)
まず、最初に⚪︎×クイズのような形式で、
参加者を2つのグループに分けていきます。
だいたい同じ人数に分かれる質問を探していくのですが、
これがいつもなかなかうまくいきません。
「どちらかと言えば赤が好きか?青が好きか?」
「パープルが好きか?ブラウンが好きか?」
「犬が好きか?猫が好きか?」
「清心幼稚園の卒園生か?他の幼稚園・保育園の卒園生か?」
などと質問していきますが、意外と半々にはならず、
「旅行に行くなら、イタリアか、北海道のどちらに行きたいか?」という
絶妙な2カ所を比較した質問でようやくチーム分けが成立しました。
次に、イタリア派と北海道派が、それぞれ真ん中に引かれた線を
越えられないようにするために、用意した大量の新聞紙と
養生テープを使って真ん中に1つの壁をつくっていきます。
大人を対象に壁作りを行うと、効率良く壁を立ち上げる方法を
考える傾向があり、シンプルな壁になることが多いのですが、
子どもたちは効率的な作業なんてお構いなしなので、
「これは壁になるのか!?」と、不安にさえなるものができていき、
想像もできなかった形の壁ができたり、壁との関わりが生まれたりします。
今回は会場となった清心幼稚園のホールの床を全て新聞紙を
広げて埋め尽くしていたことも影響し、まずは敷かれている新聞紙が
真ん中に集められて山ができました。
あくまでお題が「壁」だったので、この山の上にひょろっとした壁が
立ち上がったのですが、この2段構造の壁がとてもおもしろい関わりを
生み出していきます。
この壁はもともと、イタリア派と北海道派が行き来できないように
するために建てらてた国境線のようなものなのですが、
一度広げた新聞紙を集めて山にしているため、
下の段はふわふわな新聞紙の山なので、掘って突き進むと
壁の向こう側に抜けられることを発見した子たちによって、
まるで、密入国するための抜け道がいくつもできていきました。
特に厳しい処罰はありませんが、このワークショップの唯一のルールは、
お互いの間に引かれた線を越えてはいけないことくらいです。
ただの線だけだとうっかり越えてしまうかもしれないので、
壁をつくります。
お互いを分断するための1つの壁を、
両側のチームの共同作業でつくっていくところに、
このワークショップの妙なポイントがあります。
だんだんと壁の背が高くなってくると、お互いが見えなくなってきます。
見えなくなってくると、お別れしてしまうようですが、
向こう側にいる人たちと何かコミュニケーションを
取りたくなるのがもう一つのポイントです。
新聞を丸めて投げてみたり、穴を開けて向こう側を除いてみたり、
秘密の抜け道をつくったりと、お互いを分断したことが
逆に壁を通じた新しいコミュニケーションを生み出し、
考え方(選んだこと)の違いで壁の反対側に立たされた人たちの中にも、
普段仲のいい友達がいたりと、人と人の関係性が浮かび上がってきます。
私たちはそれぞれ違う人間同士です。
考え方や好きなものなどはみんな違います。
その違いを受け入れることがなかなか難しい時があり、
しばしば私たちはケンカをしたり、すれ違ったりしてしまいます。
友達同士のケンカならまだしも、集落同士の争いや差別、
国同士の戦争にもなったりします。
アートは、学問の中では唯一他の人と答えが違ってもいい、
正解のない分野だと言われています。
足し算の答えがみんな違ったらちょっと困っちゃうかもしれませんが、
アートはみんな違っていいんです。
そんな考え方が社会のベースになったらいいなー。
(記:中島佑太)
保育後にワークショップ的な遊び。
課外のアートで(年長)。
年中と年長の希望者が、保育後もいろいろと遊んでいます。
この日は、先週末のワークショップの残骸・・・
いや、素材がたくさんあったので、それで遊んでみました。
それにしても、たくさんの・・・
(たくさんあると、遊び甲斐もあるというものです)
「ながくつなげてみよっか?」と、なかじ。
ひとつひとつ繋げていくのかなぁと思っていたら、
養生テープをビリビリー!と出してきて、
この山のような新聞紙の中を歩きだした子が・・・
【ワークショップレポート】ひみつのさんぽかいぎvol.3
(5月30日(土)に行われたワークショップレポート!)
ワークショップ《ひみつのさんぽかいぎ》は、なぜか
毎年恒例になったミステリーツアー形式のワークショップです。
行き先やルートを決めずに歩き始め、道中の橋の上で作品をつくったり、
見たものを記録して巻物をつくったりしてきました。
(だいたい)毎月1回のペースで行われている今月の
ワークショップクラブも3年目を迎え、参加者もだんだんと
増えてきました。
なんと今回は過去最多人数の33人…!
大人6人体制でひみつのさんぽかいぎに臨みました。
さてさて今年のひみつのさんぽかいぎのテーマは『遊び』でした。
ただ単に友達と遊びながら歩くのではなく、ひみつのさんぽかいぎから
幼稚園に帰ってきた《午後4時の自分》が何をして遊ぶのかを想像
しながら歩くワークショップです。
まず、出発前に《午後4時の自分》に向けてお手紙を書きました。
(1年生にはちょっと難しかったかな…?)
お手紙が書けたら早速出発します!
《午後4時の自分》に思いを馳せながら、道中で見たもの感じたものを
ヒントに新しい「遊び」を考えます。
例えば…
『干からびる』
今日は暑かったからね、外で水を飲まずに寝ていたらミイラになっちゃうかもね。
『お茶飲んでお菓子を食べる』
子どもたちがワークショップをしている間、ママたちがお茶飲んで
お菓子を食べているんだって。そうだよね、ママたちのやっていることは、
自分たちもしたいよね。
などなど、考えた遊びをタグに書いて、ネットのマントを着た
かなちゃん(中島かな先生)と青柳さん(女子高生スタッフ)の
マントにつけていきます。
さて、ひみつのさんぽかいぎの魅力は、道中にあるお店や
スポットにふらっと立ち寄って遊んじゃうところです。
前橋の”まちそのもの”を遊び場に変えていきます。
今回立ち寄ったのは、卒園生のおうちがやっているお茶屋さん
「駒井園」と、清心キッズがオープニングを飾った「アーツ前橋」でした。
駒井園さんでは、こっそり何人かの子どもたちが
お茶をご馳走になったり、卒園生のお友達にお店で会えたり。
アーツ前橋では開催中の展覧会を監視員さんに
邪魔そうにされながら鑑賞しました。
普段なかなか観ることのできない映像の作品展で、
薄暗い展示室に怯える子もちらほらいましたが、思っていたより
長い時間をかけてじっくりと鑑賞できたように感じました。
長くなりましたが、今回のワークショップのテーマは
「見つけ方を見つける」です。
先生や大人からアカデミックな技術を教わって何かをつくるのではなく、
自分なりの「見つけ方」を見つけていくためのヒントを自分
(もしくは自分たち)で生み出すプラクティスです。
そういった経験は全て「遊び」の中にあります。
そして、アートはきれいにつくる技術なのではなく、
全力で遊ぶためのベースになるものなんだなあと感じます。
(記:なかじまゆうた)
“アーツでであう、アートでむすぶ in まえばし”開催・参加者募集のお知らせ
参加者を募集してます!ご興味のある方、ぜひどうぞ!
清心幼稚園は、参加者募集のための体験会場になっています。
(中島佑太(なかじ)も講師として参加しています!)
「大学を活用した文化芸術推進事業美術館等と連携する
地域アートプロジェクトを活用するアートマネジメント人材育成研修プログラム」
群馬大学は、文化庁の支援のもと、アーツ前橋と連携し、
アートを活用して、インクルーシブなマインドを持ち、
地域の中でひととひとやひととものをつなぐことのできる
ひろい意味でのアートマネジメント(AM)ができる
人材育成の事業をはじめます。
アーティストと地域アートプロジェクト(AP)をいっしょにつくりながら、
自分の可能性に挑戦してみませんか?修了後は、自分の仕事はもちろん
アーツ前橋のサポーターとして地域貢献など、つなぐ力=協同的創造の
キーパーソンとして活躍できます。ご参加お待ちしています。
主催:独立行政法人群馬大学
共催:前橋市
助成:文化庁大学を活用した文化芸術推進事業
後援:前橋市教育委員会、朝日新聞前橋総局、産経新聞前橋支局、
上毛新聞社、東京新聞前橋支局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、
共同通信社前橋支局、時事通信社前橋支局、群馬テレビ、エフエム群馬、
まえばしCITYエフエム
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