市内でもらった廃材を細かく切ってヤスリをかけて。廃材もこうすれば立派な材料になります。
次の日の朝から、さっそくみんなが木工で作品作りを始めてくれました!
ボンドでくっつけてみたり、釘を打ってみたりすると、船や飛行機や恐竜がどんどん生まれてきます。
気に入った形が見つからないときは、自分で好きな形に切ってみることにも挑戦!
難しくて時間がかかっちゃうけど、切れたときの達成感は自分で挑戦してみないと味わえません。
さてどんな発見や作品が生まれるでしょうか?
カテゴリー: アートなひろば
「ライブペインティング」@弁天通り(「広瀬川アート散歩」)
7月14日(土)に行われた、「広瀬川アート散歩」のライブペインティングに
年長さんが参加して、パフォーマンスしてきました。
会場は前橋市内中心部、「弁天通り商店街」です。
地元の方ならご存知の方も多いでしょう。
最近は、CMや映画など数多くの撮影場所にもなっている
情緒あふれる商店街です。
そこに、先日下地を塗ったキャンバス生地を広げて準備しました。
(お寺さんの入り口でスミマセン。ありがとうございました)
早速、オレンジやピンクのカッティングシートを追加して貼っていきます。
それから、下地を「川」や「道」に見立てて、歩きました。
そのまま歩くのではなく、子どもたちの足跡を絵の具で残します。
黄色と緑色が出会ったり、青色と黄色が出会ったり。偶然のような
必然のような 出会いから あっという間に世界が変わっていきました。
そして、ここからがさらに おもしろかったところです(きっと!)。
貼ってあった、カッティングシートを見つけて、それを剥がしていくのです。
オーッ!! なんだなんだ!? 何かがあらわれてきたよ!
そこには、いろいろなカタチや色が隠れていました!
これは、子どもたちが、実際に広瀬川を散策して、見て、感じて、
イメージしたものを形にして、最初に張っていたものです。
私たちが広瀬川沿いや商店街を歩くと、再発見する楽しさがあるように、
キャンバスに描いた「川」や「道」の中で、子どもたちも
新たなおもしろさを見つけていく、そんなパフォーマンスでした。
弁天通商店街に掛けていただきました。
よかったらお出かけください☆
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お越しくださったみなさま、おうちの方、ありがとうございます。
地元の商店街のみなさま、どうもありがとうございます。
実行委員のみなさま、どうもありがとうございます。
清心幼稚園スタッフ一同
【レポート】日比野克彦トーク×ワークショップ
日比野克彦さんによるトークイベントとワークショップ、
「楽しい日常の作り方-日比野克彦からのセンタリング-」が
6月29日(土)清心幼稚園ホールで行われました。
会場では、みなさんが少しずつ笑顔になって。 それがいっぱいになって。
最後は、自然と「あ~楽しかった!」になっていきました。
ワークショップの内容は・・・?というと、
サッカーのホームアンドアウェー方式で、
描いた線のパスを隣の人へと渡していく、そんなワークショップです。
えッ!? それってどんなこと?イメージが湧かないよーっ!
そういった声も聞こえてきそうですが・・・
そんな方には、ぜひ日比野さんからのセンタリングを
直に受けてみることをおすすめします☆
ワークショップレポート(2013年3月)
みなさんは作曲ってしたことあるでしょうか?
多くの人は「ない。」と答えるかもしれません。
いわゆる作曲家のように、楽譜に音符を書き込んでいく、
そういう作曲は なかなかしたことはないかもしれません。
でも、何気ない瞬間に、適当な鼻歌を口ずさんだりしていませんか?
また、既存のうたの歌詞を作り替えて歌う「替え歌」なら、
したことある方が多いのではないでしょうか?
それらはもう、立派な作曲と言えるのではないでしょうか?
幼稚園でも、子どもたちがオリジナルのうたを作って歌っている姿を
たまに見かけます(うんちのうたが多い気がするのは気のせい?)。
3月3日日曜日、ひな祭りの日です。
今月のワークショップクラブ(略して「こんわく」)では、初めての
ゲストアーティストをお迎えしてのワークショップでした!
来てくれたのは、東京芸術大学大学院の首藤健太郎くんと處美野さん。
首藤くんは作曲を、處さんは音について、それぞれ研究しています。
この日は、子どもたちのためにわざわざ東京から足を運んで頂き、
《替えるのうた》という輪唱曲をつくるワークショップを開催しました!
作曲のプロがやってきて、作曲をするワークショップなんて、
なんだかハードルが高いように感じます。
でもこのワークショップは、「芸術家の”家”の字は、家でもできる!の”家”」を
キャッチフレーズに、誰でもできるインスタントな作曲法で輪唱曲を作ります。
まず練習として、1小節のうたを作ってみました。
出来上がったうたのタイトルは『かけっこ きらい じきゅうそう』です。
みんなの本音なのかな?
次に、同じやり方を繰り返して、8小節のうたを作ります。
今度はただ作るだけではなく、輪唱で重なる部分の
ハーモニーを考えなければいけません!ここがちょっと難しい。
けれど最初は遠慮しがちだった子どもたちも、
だんだんとエンジンがかかってきて、難しさなんてもう忘れてしまったかのように、
トントン拍子で曲作りは進んでいきます。
そうして出来上がったうたが『あしたのきゅうしょく』です!
小学生らしく給食を歌ったうたが出来上がりました。
歌詞と楽譜の写真を載せておきますので、ぜひ歌ってみて下さいね!
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練習曲《かけっこ きらい じきゅうそう》
作詞:今月のワークショップクラブ
作曲:今月のワークショップクラブ
1. かけっこ きらい じきゅうそう
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輪唱曲《あしたのきゅうしょく》
作詞:今月のワークショップクラブ
作曲:今月のワークショップクラブ
1. だいすき スパゲッティー トマトナポリタン!
あしたの きゅうしょく
いちごアイス ちょう うまーい♡
あたま痛い 風邪 ひいた
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【幼児編】(小学生編の前の一コマ)
幼稚園の子どもたちとも遊んだよ!
【年長】「しょくじゅ(植樹)@前橋公園」にいったよ!
幼稚園のお隣、いつも遊んでいる前橋公園で 植樹のイベントがありました。
お手伝いに行ったのは、年長組さんです。
このイベントは、群馬県各地を回って今年が38回目。
群馬トヨペットさんが継続している グリーンキャンペーンの一環だそうです。
前橋の山本市長さんやミスユニバースの方もいらして、歓迎ムードが高まる中、
最初の出番が・・・ なんと、清心幼稚園の子どもたち!
オープニングセレモニーを任されたのです。
こちらは特設のテント控室。 そろそろ、始まりそうです。
今回も山賀ざくろさんと石坂亥士(神楽太鼓奏者)さんとのコラボレーション。
お二人とは、「アーツ前橋内覧会」でも一緒に遊んだ仲間です!
アッ、子どもたちが 公園の丘の陰から次つぎと 飛び出してきました!
それぞれが「しょくじゅ」をイメージした虫や花、葉っぱ ・・・etc. になって登場です。
何になっているのかな? みなさんわかりますかー。
打楽器の音に合わせて、止まったり走ったり、広がったり即興的なパフォーマンスです。
途中、「スーツを着ている人にタッチしてこよう!」というアドリブも(笑)。
市長さんも子どもと握手♪
最後は「しょくじゅ(植樹)」のポーズ!
「楽しいオープニングをありがとう!」って
ご覧になっていた方からも感想をいただきました☆
「アーツ前橋」内覧会パフォーマンス出演☆
3月23日、24日に行われた アーツ前橋の内覧会イベント。
両日ともにたくさんの方でにぎわっていましたね。
約2,500名の方の来場があったとか!
何より子どもたちが 無事出演できましたことに 感謝です。
こうした体験が子どもにとって、どのような記憶として
紡がれていくのでしょう?
園から歩いて行ける場所にあるからこそ、非日常な場所ではなく、
身近な生活の一部になったらいいなって思います。
きっと、毎日がもうちょっと楽しくなるんじゃないかな。
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出演後「ダイニングベン」さんで、特製おやつをいただきました♪
みなさまに ご協力いただき 本当にありがとうございました。
「ざくろさん(ダンサー)」と「がいしさん(神楽太鼓奏者)」が来たよ
廊下や プレイホール、ホール、いろいろな所で一緒に遊んだんだ。
年少さんのお部屋にもやってきたんだ。
ふしぎな楽器もいっぱいあったよ。
なんて、おもしろい音なんだ。 これは。
近いうちにまた遊ぼう、って約束をしたよ。
「ひみつのさんぽかいぎ」のひみつを公開します!午前編
「なにをつくるかはひみつです!」なんて書かれたチラシを見て、
12人の子どもたちがリュックに白いご飯を持って集まってきました。
今日はワークショップクラブ3回目。
題して〈ひみつのさんぽかいぎ〉です!
実は今回のワークショップは、タイトルが最初に決まりました。
タイトルを決めて、チラシを作った時には、本当に内容が決まっていませんでした。
つまり今回のワークショップは、タイトルに合わせて考えられた内容ということになります。
まず最初に決まった内容は、お昼ご飯のおかずでした。
スズランのデパ地下で匂いを嗅ぎながら食べる、なんていう噂も幼稚園に流れましたが、
商店街にあるダイニング・ベンさんにおかずだけ用意してもらえることになりました。
いつもお世話になっております。
次に肝心のなにを作るのか!
「ひみつのさんぽかいぎ」という名前から僕が連想したのは「巻物」でした。
「おとのさまがさんぽしながら決めたひみつ文書をはこぶ忍者」なんていう設定を
イメージしながら内容を決めていきました。そうしてできたワークショップが、
レジ用ロール紙に筆ペンを使って、さんぽしながら見たものの絵や感じたことを
ことばして書き込んでいく巻物〈歩記(あるき)〉をつくるワークショップでした。
さんぽに出発する前に、筆ペンの使い方を学びます。
筆を縦にして描くとどんな線が描けるかな?
筆を横にして描くとどんな線が描けるかな?
と、やっているうちにあら不思議、まちの地図みたいに見えてきて、
そのまちを歩いている自分たちまで登場しました。じゃあさっそくまちに出てみよう!
と、意気込んで外へ飛び出したものの、今日は風が強くてとても寒い……。
そんな寒空の下、和菓子屋さんで試食させてもらったり(みんな遠慮なさすぎ!)、
幼稚園の子にばったり会ったり、先生の車とすれ違ったり、右に曲がってみたり、
銅像の下に座ってみたりしながら、
見たものや感じたことを〈歩記〉に書き込んでいきます。
というところであまりの寒さに耐えきれなくなったこともあり、
ダイニング・ベンに駆け込み…午前の部は終了しました。
・・・・続く。
目に見えないものってなんだろう?
中島佑太です。
日々成長する子どもたち。力もどんどんついて来ました。
戦いごっこなのか、なかじはいつも殴られ蹴られ。
最近ちょっといたいです。 今日は血が出たよ。
さて、もう少し力が強い 小学生のお兄さんお姉さんたちとの
ワークショップクラブのお話 その2。
新年らしく昔懐かしい(?) あぶり出しを使って
『目に見えないもの』を あぶり出すワークショップを行いました。
「自分の目では見えないものって何があるかな?」
と聞いてみると~?
「おばけ!」「風!」「放射能!」「自分の顔!」「おなら!」「ガラス!」「白滝!」
なるほど。
中には違和感のある答えもあるけれども、
子どもたちの自由な答えはいつもおもしろい。
アートには、正解も不正解も、特にないのです。
さて、これらの中から、〈自分の顔〉〈おなら〉〈おばけ〉の3つをテーマに選び、
お酢とレモンを絞って作った透明で酸っぱい絵の具を使って画用紙に描いていきました。
絵の具が透明なので、みんなが何を描いているかは見えません!
みんなには見えているの??
透明な絵の具で描いた画用紙は乾かすと真っ白になり、
誰が描いたどんな絵なのか分からなくなってしまいます。
誰のか分からない真っ白な画用紙を火であぶってみると、
透明な絵の具で描いた部分が焦げて、見えなかったものが浮かびあがります。
焦げを通り越して、紙が燃えてしまう事件も発生!!
危うく園舎が目に見えなくなるところでした。
あぶり出しは、家でも簡単にできますので、ぜひやってみて下さい。
電気ストーブなどでもあぶり出せますよ!
先生のあたまの上に、つみきを7つのせてみよう。
本日のブログ担当の中島佑太です。
12月から小学生対象のワークショップクラブが始まりました!
クラブの名前はまだありません。何か良い名前があったら教えてね。
記念すべき第一回目のワークショップは、〈空の積み木〉を使ったワークショップです!
空の積み木は、中島佑太が2012年10月にBSフジで放送された
「つながるアート☆エコトラの旅」(日比野克彦監修)の番組のために制作した
空模様の積み木です。東京深川、福島、仙台、山形県新庄の小学生と一緒に
廃材から作ったエコな積み木!
詳しくは→http://houseof.exblog.jp/16801973/
今回はその空の積み木を使って、中島が出題した5つのミッションに答えながら、
普段とは少し違う積み木遊びをしてみよう!というもの。
そのミッションとは!?
ミッション01
自分の背より高くつみきをつみあげて、下から見上げてみよう。
ミッション02
先生のあたまの上に、つみきを7つのせてみよう。
ミッション03
ともだちがもっているつみきの上で、つみきあそびをしてみよう。
ミッション04
あおい空のほかには、どんな空があるかな?
空のつみきをつかって色んな空をひょうげんしてみよう。
ミッション05
5つめのミッションを考えてみよう。そのミッションを友だちにやってもらおう。
清心幼稚園の卒園生以外も参加できるワークショップなので、
初めてのお友達も来てくれました。初めて会う子ともすぐに打ち解けながら、
床の上で積み上げるだけではなく、友達の腕の中や、背中の上や顔の上に
積み木を積み上げて、いつもとは違う空の形を見上げます。
5つめのミッションは、すぐに考えられるグループと、
なかなか思いつかないグループがありましたが、
最後はホールにあったコーン(パイロン)をつかって、
空のアイスが生まれました!
与えられた素材だけではなく、回りにある環境を活かしながら新しいアイデアに
つなげていく!これぞワークショップの醍醐味と言えますね。
赤いコーンをアイスのコーンに見立てて、みんなが大好きなアイスにしてしまうのもステキ。
あと、この空のアイスは誰かに支えていてもらわないと、
倒れちゃって作れない!ワークショップでは、
1人ではできない形やおもしろいことがたくさん生まれます。
作品は形に残して持ち帰れるものだけではありません。
ものより思い出、なんていうコピーも昔ありましたが、
“出来事”をつくり、”記憶”に残し、”新しい考え方や視点”を持ち帰る、
そんな形の作品もあるんです。
次回のワークショップクラブは2013年2月9日[土]に『ひみつのさんぽかいぎ』を予定しています。
詳しくは清心幼稚園へ!