園舎の新築とともに進められてきたのがこの園庭整備です。
こちらは「子どもの夢あふれる遊び場」計画として、ガーデンデザイナーの正木覚さんにお願いしました。正木さんは、平成12年(2000)にNHK教育テレビの趣味悠々「とびっきりガーデニング」に出演、主に環境デザインを提案されています。また、日本ガーデンデザイナーズ協会の会長でもあります。びっくりするくらいにすごい方ですが、縁あって園庭や屋上緑化のデザインを引き受けていただきました。
正木さんは、子どもたちと一緒に遊びながら「うーん、大人が考えるとつまんなくなるな~」と、アタマをよじって、ぐるぐるしてアイディアをまとめてくださいました。
そして、1年がかりでプランを練り「ゆれる」「よじのぼる」「ぶらさがる」といった要素を組み合わせていきました。想像をこえる遊びが次々と展開されていくのを目のあたりにして、「子どもの心を持ちながら、大人の視点で考えることに気がついた」と、正木さん。毎回、子どもの『力』に驚くことしきりだそうです。そんな子どもたちは、これからどんな冒険を展開するでしょう。きっと、また私たちの許容量を超えていくのでしょうね。
大きな見晴台は平成17年(2005)に完成しました。でも、まだ暫定的です。清心の新たなシンボルは、これからも子どもたちに負けずにますますパワーアップしていきますよ~!